ランナーはすね毛が無い方が風の抵抗を受けずにタイムが速くなる?実際に実験してみた

太もも ラン実験

こんにちは。すね毛生えてる系ランナー、どうもトラーです。

春が近づいてきたので、薄手の格好でジョギングを楽しむ方も増えてきましたね。そんな時に気になってくるのが、アイツらですね。そうです、ムダ毛です。

多くのランナーはマラソン大会本番には、タンクトップや短めのランニングパンツを着用します。

沿道の方々の声援に応えようとランナーが両手を上げた時に、脇がしっかりと見えてしまいます。

その時にわき毛がびっしりと生えていたら、沿道からは歓声ではなく悲鳴が聞こえてしまいます。

以前僕がX(旧Twitter)でムダ毛についてのアンケートを集計してみました。結果は以下の通りです。

  • ①ムダ毛は薄い方がいい 60%
  • ②ツルツルがいい 27%
  • ③ボーボーがいい 13%

という結果になりました。僕はこの結果を見て、世間的に見たら「ランナーはムダ毛は別に生えててもいいけど、無い方がいい」というように解釈をしました。

そこで、ふとこのような疑問が浮かびました。

すね毛やわき毛を処理したら、風の抵抗を受けにくくなって、マラソンタイムが速くなるんじゃないかな?

見た目が衛生的になるだけではなく、マラソンのタイムも向上したら、これはもう最高です。早速調べていくと興味深いデータを発見しました。

【ロードバイク界のすね毛に関する考え】

僕がムダ毛マスターになるために勉強をしていくと、ロードバイク界で以下の実験が話題になったことを知りました。

世界的自転車メーカー「SPECIALIZED(スペシャライズド)」のバイクを駆るトライアスロン選手のジェシー・トーマス氏は風洞の中でバイクに乗って空力性能を測定するテストを実施していたのですが、ある日のテストセッションの前にスネ毛の処理を忘れていたことに気が付きました。大した違いもうまれないだろうと思いながらテストを進めましたが、途中でいつもどおりスネ毛を剃ってみたところ予想を上回る結果が現れたそうで、その時の様子を「まったくのジョークだと思った。毛を剃ることであれほどの違いがうまれるとは誰も予想だにしていなかった」と語ります。このときに測定された結果によると、スネ毛の処理を行うことでドラッグ(空気抵抗)を7%も軽減できることが明らかになっており、これはライダーがペダルを踏み込むパワーの15ワット分に相当します。ひとくちに「7%」と言ってもピンと来ないものですが、40kmの距離を走り抜けるタイムを競う「タイムトライアル」という競技でいえば、1時間後にゴールする時点で理論的には79秒もの差を生むものとなっており、ときにはコンマ1秒の差を競うこともある選手にとってはとてつもなく大きなアドバンテージを生むものとなることは明らかです。

引用元:ロードバイク乗りがスネ毛を剃ることで生まれていた最大のメリットとは? – GIGAZINE

最新のデータというわけではありませんが、どうやらすね毛が生えている状態と、生えていない状態を比べると、生えていない方が空気抵抗を7%軽減できると記載がされていました。

ロードバイクで7%軽減できるのであれば、マラソンでも軽減できるかも!!」そう考えた僕は早速実験をしてみました。

【実験内容】

  • ①ムダ毛が生えている状態で400mダッシュをしてタイム計測
  • ②家に帰ってムダ毛を処理してツルツルになる
  • ③疲労を抜いて翌日に400mダッシュを再度行いタイム計測
  • ④どちらがどのくらい速いかを確認

上記の流れで行っていきました。もちろんタイム測定は、風を素肌に触れさせるために半袖短パンで行いました

トラー
トラー

僕はトラだからいつだって毛むくじゃらさ

【実験の様子】

まずはムダ毛の確認からです。

うん。濃すぎるわけではないけど、ちゃんと汚い(笑)

それでは早速走っていきましょう。

記録は69.4秒でした。もう少しスピードをつけないと・・

それでは家に帰ってムダ毛を処理していきます。

今回ムダ毛の処理に使用したアイテムは『HMENS 除毛クリーム』です。

除毛クリームの場合は、シェーバーで剃り落とすよりもお肌の負担が少なくて、毛がチクチクしにくいからおすすめです。


裏面はこんな感じです。使用する際には必ず使用方法や使用上の注意に目を通してくださいね☺

早速塗ってみましょう。

こんな感じで、毛の根本の方にしっかりとクリームを塗ってください。

感覚的にはクリームが多すぎるくらいが丁度よかったです。全体に塗ったら5~10分程度放置をします。(次の写真は少々気持ち悪いかもしれないので、苦手な方は飛ばしてください)

本来であればティッシュ等で拭うようですが、手のひらで擦ってみたところポロポロと毛が取れていきました。うん、気持ちいいような気持ち悪いような・・。

かなり太ももが綺麗になりました。ただ、上手くクリームが当たっていなかったところは、写真のように少し毛が残ってしまいます。気になる方は、残った毛だけはシェーバーで処理をしてもいいかもしれません。

ビフォーアフター写真です。かなり綺麗になりました。これで沿道の方々に向かって堂々と両手を上げることができます。

それでは1日しっかり休んで、明日400mをまた全力で走ってみましょう!それではおやすみなさい・・


一晩明けて、ついに実験2日目です。朝ごはんを食べたら消化を待ち、ウォーミングアップを済ませます。「なんか少し緊張するぜ・・」

それでは全力400mチャレンジ(ムダ毛無しver)スタートです!

記録は68.6秒でした。

ムダ毛があった時は69.4秒だったので、0.8秒タイムを縮めることができました!

果たしてこれはムダ毛が無いからなのかどうかは分かりませんが(正直0.8秒なんて誤差の範囲ですしね・・)、とりあえず僕の中での仮説が証明できて嬉しいです(笑)

【まとめ】

今回の結果では、ムダ毛を処理することで少しだけタイムを向上させることができました。

しかし、はっきり言って0.8秒なんて誤差の範囲内ですし、当日の風向きや気温によっても結果は大きく変わってくるかと思っています。

そのためもちろん、ムダ毛を処理するだけで必ずタイムが向上するとは思っておりません。

しかし、ムダ毛を処理することによって

  • テーピングがやりやすくなり、はがす時も痛くない
  • 汗で蒸れにくい
  • 清潔感があり、女性に嫌悪感を与えずに済む

など、記録の向上以外のメリットもかなり大きいです。

これからどんどん暑くなり、肌を多く見せて練習に励んでいくことも多いかと思います。

今年の夏は男性ランナーもツルスベの脚を見せながらトレーニングするのもいいかもしれませんね。

トラー
トラー

先生!僕も女の子にモテたいから除毛します!

お医者さん
お医者さん

トラに毛がなかったら絶対に変よ。てかモテたいからって正直すぎる・・

というわけで今回の記事はこの辺でおわり!またね👋


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