さてランナーのみなさんは、いざ走りに行こうと外を見た時に雨が降っていたらテンションが下がりますよね?
「わーい、雨だ!雨を飲みながら走れば水分補給になるから最高だぜ~」なんて人は少ないかと思います。
ただ雨が降っていても、とにかく走りたくなるのがランナーの性です。
私も雨の中を走るのは正直あまり好きではありませんが、雨の中でもどうしても走っておきたい日もあります。
R7年3月3日(月)は私が住んでいる千葉県は雨だったので、実際に私が外を走ってみて、雨天時に走るメリット・デメリットを自分の肌で感じたので、今回はそちらをご紹介いたします。
こんな疑問が解決します
- 雨の時に走るメリットってあるの?
- 雨の時に走るデメリットは何?
【実際のジョギングの様子】

私が走りはじめた15時50分頃は冷たい雨が降っていて、しばらく雨が続くようです。
寒いのでネックウォーマーや手袋をしっかりと着用をして、走る準備は完了です。

行ってきまーす!
勢いよく外に出て走り始めましたが・・・


え?雨じゃなくて雪が降ってる・・
この日は関東でも雨に雪が混じって降っており、かなり荒天でした。
でも外に出たからには走るしかありません。

完全に雪です。

空も真っ白です。寒い・・

雪となると気を付けたいのが路面の凍結です。
道が凍っていると転倒のおそれがあります。
今回は雪が降る前に雨が降っていたこともあり、水溜まりがありますが凍結はしていないようです。

もしも路面が凍結している場合は、『自宅で筋トレ』、『ジムでトレッドミルで走る』などに切り替えましょう

開始2分で頭の上に雪が乗り始めました。

開始30分で雪が溶け始めて全身びしょびしょです。
髪の毛の雪も溶け始めました。

開始1時間で髪の毛は風呂上りほど濡れてしまっております。

トラーは前方からハゲるタイプっぽいことが今判明しました

帰宅しました。

20㎞ジョグを無事にこなすことができました。
開始1時間は雪でしたが、途中からは雨に変わり、多少走りやすかったです。
それでは実際に雨(雪)の中を走って感じたメリット・デメリットをお伝えします。
【雨天時に走るメリット】
雨天時に走るメリットは主に3つあります。
気温が低いため快適に走れる

ジョギングを続けると熱中症や脱水症状になる可能性もあります。
ただ、雨が降ることによって気温は低くなり、ランナーの体温も上がりにくくなります。
僕はジョギング中は冬でも『暑い』と感じることが多かったですが、この日は全く暑く感じませんでした。
マラソン大会当日を想定できる

マラソン大会に定期的に出ている方は、大会当日が雨だったこともあるのではないでしょうか。
マラソン大会は基本的に雨天でも開催されることが大半です(雷や台風が直撃した際には中止になることもあるでしょうが・・)。
雨の中でも定期的に練習をこなしていくことで、当日が雨だった時にも慌てずにレースに臨むことができます。
他のランナーと比べて走力が上がる
雨の日は練習を休むという方も少なくありません。
ましてや仕事が終わってクタクタの状態で家に帰り、かつ雨なんて降っていようものなら走りになど行く気になりません。
ただ、そんな日こそ外に出て練習を行うことにより、他のランナーと比べて走力を上げることができます。
他のランナーが休んでいる間に自分は練習をしているのだから、当然のことですよね。
元プロボクサーでプロ戦績50戦50勝で無敗のまま引退したボクシング界のレジェンド、フロイド・メイウェザー・ジュニアはこう言っています。
『お前らが休んでいる時、俺は練習している。お前らが寝ている時、俺は練習している。お前らが練習している時は、当然俺も練習している』
彼は天才ボクサーというイメージもありますが、「他人が休んでいる時こそ自分は練習をするんだ」という強い意志によってチャンピオンに上りつめています。
もちろん常人では疲労が溜まりすぎて確実に故障してしまうかと思いますが、上手く疲労を抜いて、努力を継続することが栄光への架け橋となることでしょう。

【雨天時に走るデメリット】
雨天時に走るデメリットも3つ感じましたのでご紹介します。
とにかく視界が悪い
雨が降っている時に練習をすると、目の中に雨が入ってきて目が開きにくくなります。
そのため、ロードを走っている時には前方から来る自転車や、歩行者に気付きにくくなってしまいます。
もちろん視界が悪くなっているのはランナーだけではなく、自転車に乗っている方や歩行者も一緒です。
お互いに普段よりも視界が悪いため、ぶつかってしまう危険性もあります。
そのため、ランナーはいつもよりも明るい色のウェアを着用したり、ライトを点灯させることをオススメします(僕は腕にライトを点けて走りました)
とにかく寒い
雨の日は晴れている日よりも体温が下がりやすくなります。
暑くなりにくいことはメリットなのですが、ロードを走っている時に信号待ちのために1分ほど立ち止まると、すぐに体が冷えてしまいます。
特に冬の雨の日は、信号待ちが発生しないルートで練習をして、継続して体を動かし続けることが必要になってきます。
私は何も考えずにロードを走ってしまったので、とても寒い思いをしました・・。
とにかくシューズが汚れる
雨の日は水溜まりもできているので、シューズがとにかく汚れます。
私もかなり汚れてしまいました。
水溜まりを避けながら走ることができればよいのですが、全ての水溜まりをかわすのは不可能です。
翌日も同じシューズを履きたいと思っても、濡れているため履くのを諦めるしかありません。
そのため、雨の日は新しいシューズは履かずに、ある程度汚れてもよいものを履くようにしてください。
また帰宅後には靴用の乾燥機を使用して、シューズを迅速に乾かすようにケアをしていきましょう
【まとめ】
- 雨の日を走るのはメリットもある
- 靴が濡れるのも、体感が寒く感じるのも、工夫次第でどうにでもなる
- 雨で休む方が多いので、他のランナーと差を付けるチャンス
今回、実際に雨や雪が降っている中を走ってみて感じたメリット・デメリットをご紹介しました。
やはり雨の中を走るデメリットも多いですが、個人的にはそれでも走るべきだと思っています。
マラソンという種目は継続した練習、そして何より忍耐力がものを言うスポーツです。
雨が降っていても頑張って練習を継続する、雨が目に入っても走り続ける、こういった経験は必ず自分を成長させてくれます。
根性論はそんなに好きではありませんが、「雨が降っているから走らなくていいや」と考える人よりも、「雨が降っていても練習しよう」と考える人の方がシンプルにかっこいいですよね。
それでは今回の記事はこの辺で終わり!またね👋
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