定期的にランニングを楽しむ方が増えてきましたが、ランナーの皆様は普段どこで走っていますか?
『走る』という動きは、陸上競技場以外にも住宅地の中、大きな公園の周り、本気を出せば家の中でだって走れます。

僕も住宅地を走り回って運動不足解消さ!

トラが住宅地を走ってたら大事件だよ?
ランナーの方々の中には、『信号のない周回コースを走ることが好き』な方も多いかと思います。
同じコースをぐるぐると回るのは、『景色が変わらずに退屈だ』と感じる方もいれば、『同じ場所を走るのはランに集中できて落ち着くぜ』と感じる方もおります。
そこで先日私が、大きな公園内の周回コースをぐるぐると走っていたところ、私の中で一つの疑問が生まれました。
『てか周回コースって、左回りで走っている人が多くね?』『陸上競技場で走る時が左回りだから?』、『でもここ陸上競技場じゃなくてただの公園やん・・』、『そもそも陸上競技場ってなぜ左回りなのだろう?』、『てか佐々木希ってなんであんなに美人なの・・?』
考えれば考えるほど気になってしまい、しまいには夜しか眠れなくなってしまいました。

そこで今回は、公園内の周回コースを右回りしている人と左回りしている人の人数を集計していき、リアルな人数の割合を出していきます。意識していないだけで、意外と右回りの人の方が多い可能性もありますもんね。
どちらの回り方が多いか集計をした後は、その理由について考えていきます。
この記事を読めばこんな疑問を解決できます
- 周回コースを走っている人はどっちの回り方が一般的なの?
- その回り方が多い理由は?
- 人間左回りの法則ってなに?
それでは早速解説していきます!
【実験のルール】
今回実験を行う場所は千葉県船橋市にある、『行田公園』です。周回コースがあるだけではなく、大きな芝生の広場や遊具もある公園です。
実験のルール
- 行田公園の周回コースの同じ場所に滞在する
- 目の前を通った『右回りをしている人』と、『左回りをしている人』をカウントしていく
- 集計時間は40分間であり、目の前を同じ人が通った場合もカウントをしていく
- 結果を集計し、比較していく
カウントをする時に使用した道具はこちらです。途中経過をお見せします。令和の時代なのでデジタルに集計していきます。

使ったのは紙とペンと根性です。

40分間頑張って集中するぜ!

あなたってよっぽど暇なのね・・かわいそう。
【実験結果】

実験開始時間は午後4:26です。今から40分間ひたすら人間観察を行っていきます。
終了予定時刻は午後5:06です。

こちらのベンチに座って、目の前にあるジョギングコースで集計をしていきました。
ベンチに座り紙とボールペンを持ちながら、通りがかる人をチラ見しつつメモをとっていたので、やや不審者感は否めませんでしたが、特に通報はされずに済みました。
通報されないコツとしては、「いや、俺受験生で意識高いから公園でも勉強とか普通にしちゃうぜ?」というオーラを出すことです。しかし、この時点でまだ進路が決まっていない受験生はかなりやばいかと思いますが・・(実験日時はR7年3月22日)

40分経ちました。右回りの人、左回りの人、一体どちらが多いのでしょう?
早速結果を発表します。どうぞ!

いや、めっちゃ見にくいしきったねぇ・・。仕方ないので表にまとめます。
左回りの人数 | 特徴 | 右回りの人数 | 特徴 |
---|---|---|---|
95人 | 散歩している人 | 4人 | 散歩している人 |
46人 | ランナー | 20人 | ランナー |
6人 | 自転車 | 6人 | 自転車 |
3匹 | 犬 | 1匹 | 犬 |
1人 | 早歩きの人 | 2匹 | 猫 |
7人 | 歩きスマホ | ||
1人 | ローラースケート | ||
合計人数159人 | 合計人数33人 |
なんと、左回りの人の方が右回りの人よりも5倍近く多いということが判明しました。
特に突出しているのが『散歩をしている人』と『ランナー』の数です。
もちろん行田公園の使用のルールの中で、『左回りで歩いてください』なんていうルールはありません。では、なぜ人々は誰に教わるわけでもなく、左回りをしている人が多いのでしょうか?
【左回りの人が多い理由】

『人間左回りの法則』というものがあり、人間は無意識に左回りに行動をしてしまう習性があります。
この人間の無意識の習性を利用したビジネスがコンビニやスーパーマーケットです。入り口から入って、買い物をして、レジを済ませてお店を出る・・振り返るとこれらの動きも左回りでやっていませんか?
人間が違和感なく買い物を楽しめるための工夫をしてくれているのは、とてもありがたいですね。
では、なぜ左回りが心地よいかというと、理由は諸説あります。特によく聞くのは以下の3つがあります。
- 心臓が左側にあるため、心臓を守っている
- 人間は右利きが多いため、地面を右足で強く蹴り出すため
- 地球の自転が関係している
これが確実に正しいということは言い切れませんが、様々な要素が合わさって、結果的に人間は左回りに心地よさを感じるようですね。
【まとめ】
人間は、『人間左回りの法則』によって、左回りで行動をすることに心地よさを感じます。
多くのランナーも無意識にこの法則に則って行動をしており、周回ランニングコースは左回りに走っていることが多いです。
私も例外に漏れることなく、周回コースを走る時は必ずと言っていいほど左回りに走っていました。
『どちらの回り方が正しい』ということはありませんが、無意識に走っていたのも、人間の習性通りに行動をしていたと考えると面白いですね。よく考えたら皇居ランも基本左回りですね!
いつもは左回りで走っているコースを、試しに右回りで走ってみると、違和感を強く感じてしまいます。私も経験がありますが、気持ち悪くなってしまい途中でやめてしまいました。
『周回コースの回り方』も奥が深いので、自分に合った回り方でランニングをこれからも楽しんでいきたいですね!
それでは今回の記事はこの辺で終わり!またね👋
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