カフェインを摂取したらランニングのタイムが速くなるのか実験してみた

飲み物を飲む男 ラン実験

好きなスラムダンクのセリフは、山王高校の堂本監督の『「負けたことがある」というのが、いつか大きな財産になる』、どうもトラーです

最強山王が負けた時に選手にこのセリフを言える指導者はかっこよすぎると感じました

さて、ランナーの皆さんはこのような噂?迷信?を聞いたことはないでしょうか

それは・・・

カフェインを事前に摂取をすると、マラソンのタイムがよくなる

カフェインとは、皆さんもよくご存じかと思いますが、コーヒーとかエナドリに多く含まれているアレですよね?

僕も昔からうっすらと聞いたことはあったので、マラソンの大会に出る時にはカフェインが含まれている飲み物を意識して飲むようにしています

ただ皆さんもきっと本当に効果があるのかどうかは半信半疑であり、「みんな飲んでいるからなんとなく飲んどくか」、「飲まないよりは多分いいっしょ?知らんけど」と考えていませんか?

ちなみに僕はそのように軽い気持ちで考えていました(笑)

カフェインを摂取することによって、ランニングに限らずにあらゆるスポーツのクオリティが上がるという論文もあるようですが、「難しい言葉ばかりでイマイチ分からない・・」

そのため、今回はカフェインを摂取する前とカフェインを摂取した後で、どのくらいランニングのタイムが速くなるかを、自分の体で実験をしてみようと考えました

かなりシンプルな実験なので、実験というには恐れ多いものなのですが、ランナーの皆さんの役に少しでも立てたら嬉しいです

【実験のルール】

ルールはかなりシンプルです

  • ①しっかりとウォーミングアップを済ませる
  • ②1㎞を全力で走り、タイムを計測する
  • ③カフェインを摂取して時間を置く
  • ④もう1本1㎞を全力で走り、タイムを計測する
  • ⑤どちらがどのくらい速いのかを比べる

こんな感じで実行していきました

本当は1本目を走り終えた後に、日にちを空けないと疲労が抜けないかな・・とも思いましたが、天候や気温、風の強さなどの条件を変更したくなかったので、1日で強行してみました

それではやってみよう!

【実験開始】

まずは自分に必要なカフェインの量を計算しました

どうやら必要なカフェインの量は、自分の体重の3倍~6倍ほど摂取しないと効果が得られにくいとのことでした

自分の体重が分からないと必要カフェイン量が分からないということか・・・早速体重を量ってみよう!

大学生のころは58㎏だったから、まぁそのくらいだろうな

ん?見間違いか?

うむ、見間違いじゃなさそうだ

ひとまずは体重計の故障だと信じましょう

うん、きっとそうだ

そして最近の洋服はきっと重いんだ

僕の今の体重は約70㎏なので、3倍~6倍のカフェインが必要だから・・・

  • 70㎏×3=210㎎
  • 70㎏×6=420㎎

つまり僕の場合は、運動のクオリティを上げるためには210~420㎎はカフェインが必要になるということですね

早速ウォーミングアップを済ませて、まずはカフェイン無しの状態で1㎞を全力で走ってみましょう!

結果がこちら↓

向かい風を感じる+単独走+筋肉痛

という言い訳をさせていただきたいのですが、結果は3分29秒でした

死ぬほどキツくて、走り終わった後には血の味がしました

ひとまずはこのタイムが基準となってきます

では、次にカフェインを摂取していきます

まずはカフェインを含んだ飲み物のお買い物です

GETしてきました!

今回選んだのはエナジードリンクの『MONSTER』と『Red Bull』です



含まれているカフェインを計算していきましょう

少し見えにくいですが、MONSTERが142㎎でRed Bullが80㎎だそうです

つまり142㎎+80㎎で、合計222㎎のカフェインを摂取することにしました

先述した通り、僕の体重では210~420㎎のカフェインが必要になるので、この2本を飲めばOKです

早速飲んでいきます

まずはRed Bullから行くぜ

うん。美味い

次はMONSTER行くぜ

うん。美味い

でもお腹タプタプでしんどい

そして両方とも炭酸だから苦しい

なんで炭酸にしてしまったのだろう・・

ウキウキで買い物をしていた数分前の自分をぶん殴りたい・・

そんな後悔はさておき、ひとまずカフェインの効果が出るまでは一旦待ちます

カフェインの効果が表れ始めるのは、調べたところ摂取から30分~60分後だそうです

時刻は現在10時50分

日付は2月14日

世間ではバレンタインデーの中、僕は何をやっているのだろうという気持ちを押し殺し、実験を続けていきます

ひとまず40分時間をおいて、11時30分から2本目を走っていくことに決めました

寒いですがひたすら待っていきます・・( ;∀;)

11時30分になりました

めちゃ寒いです

とりあえずカフェインの効果を信じて走ってみます

レッツゴー!!!!

結果は3分26秒でした

カフェイン抜きの時は3分29秒だったので、3秒速くなりました!!

1本目の疲労もあるはずなのに3秒速くなった・・普通にカフェインすげぇじゃん・・

【まとめ】

今回1㎞をカフェイン無しバージョン、カフェイン有りバージョンで全力で2本走ってみて分かったことは、カフェインはどうやらランニングに効果がありそうだということです

もちろんこんな実験1回では、確実に効果があるとは言い切れません

「1本目のランで体がいい感じに温まり、たまたまタイムが出た」

「風向きが変わり追い風になったのかもしれない」

「バレンタインの神様が気まぐれでタイムを縮めさせてくれたのかもしれない」

言い出したらキリがないですが、カフェイン摂取以外のいいタイムが出た要素も沢山思いつきます

ただタイムが縮まったということは揺るぎない事実なので、今後もマラソン大会前や、絶対に成功させたいポイント練習の時には、カフェインの力を借りていきたいと思いました

ただカフェインは利尿作用もあるので、レース中にトイレに行きたくならないように、ランナーの皆さんは気を付けてくださいね

僕は前回のフルマラソンはおしっこに行きたすぎて集中できなかった苦い思い出がありますので・・(笑)

そんな感じで今日の記事はこの辺で終わり!また見てね👋

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