R7年4月13日の19:00から、フジテレビにて『千鳥の鬼レンチャン』という人気バラエティー番組が放送されました。
千鳥の鬼レンチャンの中の人気企画の1つに、「400mサバイバルレンチャン」というものがあります。
ちなみにもしも見逃してしまった方は、4月20日までは『TVer』で無料で見られます。
ランナーの皆様はテレビをご覧になって、「400mサバイバルって本当にきついの?」、「実際これくらいなら俺でも勝てそうw」と感じたことはございませんか?
そこで今回の記事では、400mサバイバルレンチャンについて深掘りをしていきます。
こちらの企画に参加した芸人や元アスリートの方々は、一人残らず皆さん辛そうにしております。『本当にきついのかどうか』を実際に私が同条件で走って確かめておりますので、そちらもご参考になれば幸いです。
ちなみに私の走力は、フルマラソンほぼサブスリーくらいだと思っていてください。

テレビなんてどうせやらせでしょ!実際はきっと楽なんだよ!

あなたはテレビに何の恨みがあるのよ

昔、僕が街でインタビューをされた時の映像を、全カットされてから好きじゃないのさ

街中のトラに声をかけるテレビ関係者も変わってるわね
こんな疑問が解決します
- 400mサバイバルのルールは?走る本数は?
- 歴代の優勝者や優勝タイムは?
- 400mを何秒で走れば負けずに済む?
- 実際400mサバイバルってきついの?
【400mサバイバルのルールは?】

400mサバイバルレンチャンのルールは、出場者全員が一斉に400mを走り、そのレースの最下位のみが脱落となります。
1レースに1人ずつ脱落していくことになりますので、参加人数は段々と少なくなっていきます。
その後4人までレース参加者が絞られたら決勝レースを行い、優勝者を決めていきます。
レース間の休憩時間は約5分間であり、呼吸が完全には整わずに、段々と乳酸が溜まっていく中で走り続けなければなりません。
休憩時間で道具は何を使ってもよく、『マッサージガン』、『肺に酸素を運ぶガーリックシュリンプ』、『疲労回復用の氷水』などを使用し、ランナーは少しでも疲労感が減るような工夫をすることができます。

それなら僕はバイクに乗ろうかな

さすがにそれは反則じゃない?
【歴代の優勝者や優勝タイムは?】

400mサバイバルレンチャンの歴代の優勝者は、以下の通りです。
回数 | 優勝者 | ゴールタイム |
---|---|---|
第1回 | 大久保 嘉人 | 記録なし |
第2回 | 大久保 嘉人 | 記録なし |
第3回 | おばたのお兄さん | 1:02:50 |
第4回 | 鳥谷 敬 | 1:00:50 |
第5回 | ワタリ119 | 0:57:96 |
第6回 | OWV 佐野(New) | 0:57:03 |

何本も走っている中で、最後に60秒を切るのはすごすぎる・・

100mで15秒を切るペースで400m走ってるってことだね
【400mを何秒で走れば負けない?】

R7年4月13日に放送をされた『第6回400mサバイバル』の各レースの最下位のタイムを一覧化したものが以下になります。
テレビで放送された映像の右下に、秒数が表示されておりましたので、そちらを参考にしております。
レース | 最下位者名 | タイム |
---|---|---|
第1レース | 太田 泰示 | 1:10:83 |
第2レース | 森脇 健児 | 1:10:20 |
第3レース | 金子 侑司 | 1:12:90 |
第4レース | 柿谷 曜一朗 | 1:12:13 |
第5レース | やままん 庄司 | 1:06:20 |
第6レース | 鄭大世・石橋同着※1 | 1:03:36 |
第6レース(再) | 鄭大世 | 1:07:60 |
第7レース | 四千頭身 石橋 | 1:06:56 |
第8レース | おばたのお兄さん | 1:04:20 |
決勝レース | OWV 佐野※2 | 0:57:03 |
※1 鄭大世(チョン・テセ)さんと四千頭身石橋さんが同着のため、全員で再レースとなっています。
※2 決勝レースのみ、優勝者名を記載しております。
こちらの計10レースを、上記のタイムよりも速く走ることができれば優勝となります。
【400mサバイバルってきついの?】

というわけで実際に競技場で私も400mサバイバルを行ってみました。
場所は船橋市の陸上競技場です。
平日の日中ということもあり他に人はおらず、本格的にぼっちで400mサバイバルをすることができました。
もしも私が『第6回の400mサバイバルに参加をしていた場合は、どこまで残れるのか?』を確認していきました。
早速1本目の400mを走ってみました。1本目なのでウォーミングアップをしなくても軽くクリアできるはずです。

このような結果でした。
先ほどの表にも載せましたが、第1レースの敗退者である太田 泰示さんのタイムは1:10:83なので、1:12:50の私は第1レースで敗退ということになります。
実際に走ってみたところ、みんな思ったよりもずっと速いペースで走っていることが分かりました。
今度は気を取り直して、アップやストレッチをしっかりと行ってから再チャレンジしていきます。

今度は太田さんの1:10:83よりも速く走れました。5分休憩して、どんどん行きます。

森脇さんの1:10:20もギリギリでクリアです。

この時点で脚の疲労は強かったため、放送で鄭大世さんが使っていたようにマッサージガンを使っていきます。
使ったのは以前ご紹介させていただいたSIXPADのマッサージガンです。

金子さんの1:12:90もクリアです。
マッサージガンのおかげで少し脚が楽になりましたが、もう限界に近いです。

柿谷さんの1:12:13も無事にクリアです。
次はやままん 庄司さんの1:06:20のクリアを目指します。急に6秒ほどタイムが速くなるので、ここは集中して乗り越えたいところ・・。

0.4秒及びませんでした。
そもそも66.6秒でも、ムダ毛の実験の時に全力で400mを走った時よりも速い結果です。「ムダ毛の実験ってなんだよ?」と感じた方は是非以下の記事もご覧ください。
全力を出したせいで、3ダースにケツワレをしましたが、私はここで敗退となります。

ただ、競技場の芝生に寝転んだ際には、空がとても青くて美しいということに気付けたので、少し得をした気分になりました。
マラソンの練習をしているからといって400mサバイバルが得意というわけではなく、全くの別競技であると感じました。
【まとめ】

- 400mサバイバルはとんでもなくキツい
- 芸能人がキツそうにしてるのは演技ではない
- 芸能人の記録にはマラソン練習だけをしてても勝てない
- 『400mサバイバルの練習』に特化したら勝負になるかも?
私は日頃から運動をしている方だと自負しておりますが、全く芸能人の方々の相手になりませんでした。
芸能人の方々の場合は集団で走るため、前のランナーを風よけにすることができたり、競っている相手がすぐ近くにいるから、実力以上の力を出せるというメリットもあります。
そのメリットがあるにしても、あそこまでハイレベルに走ることができるのは驚きました。
実際に走ってみると、400mサバイバルに出場している芸能人や元アスリートの凄さが分かりますので、興味がある方は是非やってみてくださいね☺
それでは今回の記事はこの辺で終わり!またね👋
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